渡辺亮平です。

11/21ウェブセミナーまとめで紹介しているとおり、日本におけるHeliumの話に大きな変更がありました。

  • HNT端末を選ぶか
  • PG端末を選ぶか

私たちユーザーが選択をする必要があるようです。

改めてメリットとリスクの2点を軸に、考察してみました。

選ぶ際の参考にしてくださると幸いです。

なおHNT端末とPG端末のあいだに互換性はありません。ネットワークもまったくの別で動きます

ご注意

この記事ではPG端末とHNT端末を比較しているに過ぎません。
Heliumプロジェクトそのものに関するリスクはHeliumにありえるリスク一覧記事もあわせてご覧ください。

PG端末

PG端末を選ぶメリット

PG社の出す端末は、HNT端末と違ってすぐに発送されるそうです。

月30枚固定でTRCが手に入るため、資産の増え方が予想しやすいです。

HNT端末では最悪の場合、設置場所の周囲になにもHNT端末が無くて、1ヶ月で2枚しか稼げなかった、ということもあり得ます。

PG端末であれば周囲の設置状況に一切関係なく月30枚固定です。

(仮に1TRC=1HNT=100円なら、月3000円です)

さらに端末が届くまでのあいだに行われるバーチャルマイニングも月30枚固定です。

Heliumは今後半減期が導入されるため、いつなんどきでも月30枚固定というのは、のちのち凄まじいメリットに化ける可能性があります。

CD達成目的で合計11台を自己所有する場合、設置場所に困ることがあります。その場合であっても設置場所に関係なく月30枚固定というのは心強いです。

極端に言えば、11台すべてを自宅に設置しても、ルール上まったく問題ないことになります。オープンチャット回答によるとNGだそうです

PG端末のメリットまとめ
  • 端末はすぐに発送される
  • 半減期に関係なく、月30枚固定の報酬(半減期に関係無いかは不確定)
  • 有効範囲・カバレージを気にする必要があまり無い

PG端末のリスク

PG社が発行する「TRC」はHNTとほぼ同一価格で交換(取引)できるとアナウンスがありました。

100%アナウンス通りなら問題は無いのですが、現段階では常に同一価格であるという確約はありません。
※11/30追記:同一価格を保証できるかどうか弁護士に確認中とのこと

レート的に有利だったり、不利だったりする可能性が常にあります。

TCRは現状、報酬の現金化を目的としたトークンでしかないと考えられます。

逆に現金からTRCに交換する理由はありませんので、TRCは売られるのみです。

するとTRCには常に売り圧が掛かっていることになります。

PG社はこの売り圧に対して、「常にHNTとほぼ同一価格」にすることを求められています。

こういった点にどう対応するのかは、取引所がオープンしてみないと分かりません。

またオープンしても1年後、2年後、5年後も同じようにレートがHNTとほぼ同一であるかは未知数です。

シュプリーム取引所でいつでもTCRをHNTと交換できるとのことですが、シュプリーム取引所がいつなんどきでも問題なく使えるという確約はありません。

月30枚固定であるという約束が永続的に有効かは分かりません。例えば半減期に合わせて配布枚数を減らす可能性がないとは言えません。

PG端末は「PG独自のネットワーク」に接続します。ということは、本家大元であるHeliumネットワークには接続しないし、できないということです。

ショーンファニングが立ち上げ、GVの出資を受け、バイナンスにトークン上場しているのはあくまでHeliumであって、PrimeGateではありません。

極端な言い方をすれば、PG端末を保有するということは「Heliumではない別の何か」に投資していることになります。

PG端末のリスクまとめ
  • 未来永劫、TRCがHNT価格と同一である確約はない
  • 未来永劫、月30枚固定配布である確約はない
  • Heliumプロジェクトと関係が無い

HNT端末

このHNT端末が、もともと「Heliumホットスポット端末」と呼んでいたものです。

HNT端末を選ぶメリット

有効範囲内に複数台を設置してPoC(プルーフオブカバレージ)ができれば、1台あたり月200枚以上のHNTが入る期待があります。
※ただし諸条件により掘れる枚数は変わります

本家であるHeliumネットワークに接続して参加するため、すでにアメリカを中心に多数のマイニング実績があります。

参考:【収入公開】夢のあるウォレットアカウント一覧

広いエリアをカバーできる方や、一定の有効範囲で3台以上設置できる方、近隣の人と協力して設置台数を増やせる方などは、大きく収入を伸ばせる期待があります。

HNT端末のメリットまとめ
  • 有効範囲内に複数の端末があれば報酬が大きく伸びる期待がある
  • 多くのマイニング実績がある

HNT端末のリスク

PG端末とは違って、HNT端末の到着・入手は2020年3月以降にずれ込むとのことです。

HNT端末は1台(スタンドアローン)では大した報酬を受け取れません。

有効範囲内に複数台のHNT端末の設置があって初めて報酬が大きく伸びます。

参考:Heliumマイニング報酬の5種類とプランを解説

PG端末と同様に、HNT端末でもバーチャルマイニングは実施されるそうですが、月2枚~と大した期待を持てない可能性があります。

PG端末の「月30枚固定」とは違って、時間が経つほどHeliumネットワークの参加端末は増えて、1台あたりの報酬の期待値は下がります。

HNT端末のリスクまとめ
  • 端末の入手が2020年3月以降になる
  • 有効範囲内にHNT端末が無い場合、報酬が伸びない
  • バーチャルマイニングの枚数が期待できない可能性がある
  • Helium参加者が増えるほどマイニング枚数の期待値は落ちる

どちらを選んでも変わらないこと

CD達成条件である「10台の購入・紹介」は、PG端末を選んでも、HNT端末を選んでも、合計10台でさえあれば問題ありません。